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2002年 6月 28日

インターネットマルチフィード株式会社

IPv6 IX サービス「JPNAP6」の開始について

 インターネットマルチフィード株式会社 (略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一) は、 本日より IPv6 (Internet Protocol Version 6)に対応した分散型インターネット 相互接続サービス「JPNAP6」を開始します。

 日本におけるインターネットの利用は、ADSL等のブロードバンド サービスの普及とともに、常時接続による利用形態が拡大しています。 これにより、今後の普及が見込まれる IPv6 によるインターネット利用が加速する ものと期待され、また、IPv6 向けコンテンツ提供のニーズも増大しつつあります。 このような動きに対応するため、MFEEDでは、IPv6 に対応した IX サービス 「JPNAP6」の提供を開始いたします。  当面は、ネットワークの品質・冗長性の確認・検証および、運用技術の確立を 行う試行サービスとして提供し、来年度の商用化を目指します。

 JPNAP6 の利用においては、すでに、IIJ、OCN,NTT/VERIO、MFEEDが 接続を完了して技術検証を開始しています。 また、7月 1日から開催される NetWorld+Interop 2002 Tokyo のインターネット 接続環境である ShowNet と接続します。 今後は、@nifty/FENICS、BIGLOBE、DTI、InfoSphere、InterVia/DreamNet、 MEX、Xephion/WAKWAK が接続の予定です。
 また、MFEED が提供する「マルチフィードサービス」を利用している インターネットコンテンツプロバイダ(ICP)の株式会社インプレスが、 MFEED の IPv6 ネイティブネットワークを通じてコンテンツを提供する予定です。

1. 概要
 (1) 名称
   JPNAP6 (ジェー・ピー・ナップ・シックス)  

 (2) サービス品目
   Fast Ethernet (100Base-TX)  

 (3) ポート利用料金
   試行サービス期間中は無料  

 (4) 接続場所
   NTT大手町ビルおよび東京サンケイビル  

 (5) その他
本試行サービスは、地域レジストリ(*)より サービス用アドレスブロック(sub-TLA(**))の割り振りを 受けている方を対象とします。

2. スケジュール (予定)
 2002年 6月 〜 2003年 3月 試行サービス


(*) 地域レジストリ
特定地域内のIPアドレスの割り当て業務を行う団体。現在、世界で APNIC、 ARIN、RIPE NCC の 3団体がある。日本は APNIC (Asia Pacific Network Information Center) 管理下に属している。
 
(**) sub-TLA (sub Top-Level Aggregation)
サービスに利用する目的で地域レジストリから割り振られるIPv6 のアドレス空間。 略して sTLA と呼ばれる。これに対して、実験ネットワークでの運用実験では、 Pseudo-TLA (擬似 TLA、pTLA と略す)と呼ばれるアドレス空間が割り当てられ 利用されている。


  [本件に関するお問い合わせ先]
インターネットマルチフィード株式会社 広報担当
 電話: 03-3282-1010
 FAX: 03-3282-1020
E-mail: info@mfeed.co.jp

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