2005年 2月 16日
インターネットマルチフィード株式会社
European Internet Exchange Association (Euro-IX)への加盟について
〜欧州最大の事業者団体に、欧州外から初の参画〜
インターネットマルチフィード株式会社
(略称:MFEED、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)
は、ヨーロッパのインターネット相互接続サービス(IX)事業者団体である
European Internet Exchange Association (Euro-IX;
http://www.euro-ix.net)
と、技術情報や運用に関する情報等の交換を図るなどEuro-IXとの協力関係を深めてきたところですが、このたびAssociate Member (準会員)としてヨーロッパ以外のIX事業者では初となるEuro-IXへの加盟が認められました。
MFEEDでは、今後もEuro-IXとの協力関係を活用し、当社のIXサービスである「JPNAP」「JPNAP大阪」における技術力、サービス品質の更なる向上に努めていきます。また、Euro-IXをはじめとする海外のIX事業者やコミュニティの皆さまとの交流を一層深め、インターネットの飛躍的かつ健全な発展を推進し、社会的インフラとしての信頼性向上に寄与するサービスの提供に先駆的に取り組んでいきます。
(参考)
1. Euro-IXとは
Euro-IXとは、欧州におけるインターネット相互接続
(Internet eXchange:IX)
事業者が、技術標準や運用に関する情報等を交換し合い、
お互いのIXサービスの向上に努めるために、2001年
5月に結成された業界団体(コミュニティ)です。
2005年1月末現在で、約20カ国のヨーロッパ各国から32のIX事業者が会員
(Official Member)として加盟しており、また2005年1月よりヨーロッパ以外の
IX事業者に対して準会員(Associate Member)としての加盟が認められるようになりました。
(
http://www.euro-ix.net/about/memberlist.shtml)
2. JPNAPサービスとは
JPNAPサービスは、MFEEDが提供するインターネット相互接続サービス(IXサービス)です。
東京大手町において提供するJPNAPサービスと
大阪堂島において提供するJPNAP大阪サービスの2つのIXサービスがあります。
また、次世代ネットワークの発展に寄与するため
IPv6(Internet Protocol Version6)に対応したIXサービス「JPNAP6」
の試行サービスも提供しています。
JPNAP、JPNAP大阪にて取り扱うインターネットトラフィック量は年々増加し、
2005年1月現在で双方の合計トラフィック量は60Gbpsを超え、
日本のIXを経由するトラフィックの約半分を取り扱っています。
※JPNAP(JaPan Network Access Point)