Press Release
2012年 5月 30日
インターネットマルチフィード株式会社

JPNAP 100ギガビットイーサネット*1・インタフェースの提供開始について
〜アジア初の100GbE対応IX*2サービス〜

インターネットマルチフィード株式会社(以下MF、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、 アジア最大のトラフィックを有するIX「JPNAPサービス」に100ギガビットイーサネット・インタフェースを新たに加え、 アジア初の100ギガビット対応IXサービスを2012年7月より開始します。

急増するインターネットトラフィックに対応するため、 ISP*3やコンテンツプロバイダ*4において、 より大きな帯域のインタフェースを望む声が高まるなか、MFでは昨年6月に、 現在普及している10ギガビットイーサネットの10倍の帯域である100ギガビットイーサネット技術を用いたIXの共同実証実験に世界で初めて取り組み、 実用化に向けた相互接続性や性能面の確認をしてまいりました。

今後、更なる増大が予想されるインターネットトラフィックを、ISPやコンテンツプロバイダが安定して効率的に交換できるよう、 この度MFではJPNAPサービスに100ギガビットイーサネット・インタフェース対応のサービスメニューを追加し、 より快適なインターネット利用環境の実現に貢献します。

なお、本サービスメニューは、株式会社ドワンゴ、 株式会社インターネットイニシアティブおよびNTTコミュニケーションズ株式会社がご利用を予定されています。


1.サービス概要

東京都千代田区内、品川区内、豊島区内のサービス拠点にて提供しているJPNAPサービスに100ギガビットイーサネット・インタフェース対応のサービスメニューを追加提供します。


2.サービスメニュー
(1) JPNAP東京Iサービス 100GbEポート
サービス拠点:東京都千代田区内、品川区内
接続インタフェース:100GBase-LR4
(2) JPNAP東京IIサービス 100GbEポート
サービス拠点:東京都豊島区内
接続インタフェース:100GBase-LR4

3. 提供開始日

2012年7月1日(日)

なお、サービス申込受付は2012年7月2日(月)から行います。



【用語解説】
*1 100ギガビットイーサネット
現在のイーサネットインタフェースの最高速度技術。ブルーレイディスク(25GB)の1枚分の情報を2秒で伝送可能。2010年6月にIEEE802.3baとして標準化

*2 IX: Internet eXchange (インターネット・エクスチェンジ)
ISPなどのインターネット通信事業者が接続し、相互にトラフィックを交換するポイント

*3 ISP: Internet Service Provider (インターネットサービスプロバイダ)
顧客に対して主にインターネット接続環境を提供する事業者

*4 コンテンツプロバイダ
様々なデジタルコンテンツ(画像、映像、文章、音声など)をインターネットを通じてユーザに提供する事業者
[本件に関するお問合せ先]
インターネットマルチフィード株式会社
広報担当
TEL:03-3282-1010
FAX:03-3282-1020
E-mail: info@mfeed.ad.jp
URL: http://www.mfeed.ad.jp/

▲ 上へ